Q7.first impression/Onslaught

 



 レヴィオは無愛想な男だった。
 大聖堂に迎えられるときに、わざわざ迎えに出てきてくれたのがレヴィオだった。俺の名前を呼び、短く名乗ったレヴィオは、俺を一瞥すると手を引いて大聖堂の中へ案内してくれた。
 不機嫌そうなレヴィオを見て、最初は大聖堂という神聖な場所にヒュームという俺を迎えることが嫌だったのかと思ったけれど、そうではなかった。
 レヴィオは最初から俺がなぜ大聖堂に迎えられたかを知っていたのだ。
 結局色々あってレヴィオが俺の教育係となリ、「味見」した教皇様からへたくそと罵られた俺は控えめながらもレヴィオから手と口の使い方を教わった。
 俺的にレヴィオは、俺の拙いフェラで初めてイった人であり、不可抗力とはいえそのまま俺の顔にぶっかけた初めての人でもある。

 

 

End